28歳女性、60歳並みの老化 国内症例1件のみの稀病

上海市内の整形医院にて、11月30日(日)、「皮膚弛緩症」を患う女性が訪れ、受診した。

女性は河南省に住む28歳。2003年に出産した後、首から上の皮膚が急激にたるみ始め、老人同様の容貌になった。一方で身体つきや声には変化がなかったが、半年後には夫の母親と誤解されるほど。女性は家に籠もり、鏡を見ることさえ少なくなった。

この数年、女性と夫は各地の医療機関で受診、顔面皮膚の弾性繊維が変性、減少する「後天性皮膚弛緩症」と診断された。先天性のものが多く、後天性は国内ではわずか1例のみ。

医療機関の専門家は、女性の治療に際し特別チームを編成。美容整形技術を駆使し、治療に当たる。(12月1日)

~上海ジャピオン2014年12月5日号

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