フォトショップで白い歯に 虚偽広告で罰金603万元

 上海市工商局は3月9日(月)、今年第1号となる虚偽広告を発表するとともに、違反広告の典型事例12件を公布。

第1号となったのは、歯のホワイトニング効果を強調した米国メーカー「クレスト(佳潔士)」の練り歯磨き広告。調査によると、中国台湾の女性タレントを起用したテレビCMは、コンピューター処理で歯を白くしていた。同局はこれに対し、広告法違反として罰金603万元の支払いを命じた。中国で虚偽広告に科される罰金としては過去最高額となる。

同局は今年、再度広告法の見直しを行い、虚偽広告の取り締まりを強化するという。(3月10日)

 

~上海ジャピオン2015年3月13日号

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