軌道交通11号線の北一期部分が、今年の12月中旬に開通する見込みであることが関係者の話から分かった。
同線は、浦東南部から徐家匯や江蘇路を通り、嘉定区までを結ぶ全長58・97㌔にも及ぶ路線。
嘉定新城駅で、嘉定城北路に向かう主線と、上海国際サーキット場を経て安亭に至る支線の2線に分かれる。
12月中旬開通予定の北一期にあたるのは、江蘇路から北に向かう区間。
6輌編成の大型車輌を投入し、最高時速100㌔に達する市内最速の軌道交通となる。
初期段階としては、平均10分間隔で運行し、万博前は6分間隔に短縮する計画。
今後は、6月20日(土)から約2カ月、列車のテスト運行を実施する。
12月上旬の関係者の最終チェックを経て、12月15日前後より正式運行となる見込み。
(6月15日)
~上海ジャピオン6月19日号より