上海市商務委員会は5月11日(月)、公式ウェブサイト上にて、活きた家禽の取り引きを行う販売市場リストを公開した。
市では鳥インフルエンザの季節性の流行に備え、今年2月19日(木)~4月30日(木)、鶏やアヒルなど活きた家禽の取り引きを中断。
今回は浦東新区の市場32カ所、松江区の16カ所を含む全111カ所。なお家禽類販売点に指定される黄浦区、静安区、長寧区の市場では、取り引きを再開しない見込み。
在上海日本国総領事館によると、昨年下半期から今年4月9日(木)までに江蘇省や浙江省などを含む市周辺地域における鳥インフルエンザの感染例は70件に達している。(5月12日)
~上海ジャピオン2015年5月15日号