上海市では6月15日(月)、中国福利会と中国社会工作連合会が「2015年度中国養老業夏季トップフォーラム」を共催。この席上で、およそ40年後に中国の高齢者人口が4・5億人に達するとの予測を報告した。
報告によると、高齢化が進む地域は重慶市、四川省、江蘇省、遼寧省、安徽省で、上海市は次いで6位。
市民政局によると、14年末までの市人口1438・69万人のうち413・98万人が60歳以上、全体の28・8%を占め25年には600万人を超える。
市では高齢者増に伴い、24の銀行が「養老金(年金)」引き落とし時の手数料を無料としている。(6月18日)
~上海ジャピオン2015年6月26日号