上海市虹口区海門路に建設中の「星港国際中心」で、6月25日(木)、地下36㍍の地下空間の基礎工事を無事完了した。
同ビルは高さ263㍍の2棟で構成。地下の深さは高層ビル12階分に匹敵し、市における地下建築の最深記録となる。地下道は12号線「提籃橋」駅と黄浦江方面を繋ぐ。
総面積は41万6100平方㍍、うち地上部分が24万3800平方㍍となる見込み。完成すれば外灘、陸家嘴と合わせて市の中心的な商業地区として機能する。
また今年末、徐匯区のモール「美羅城」に劇場がオープン予定。同モールはかつて劇場を有したが、1990年代の同エリア開発に伴い取り壊された。
~上海ジャピオン2015年7月3日号