年内の開通が見込まれる上海市軌道交通12号線の西側路線開通に伴い、7月25日(土)、1・10・12号線が乗り入れる「陝西南路」駅にて、利用者が改札を出ずに乗り換えられることがわかった。
12号線の同駅は、淮海中路上の1号線西端部分と、南昌路上の10号線東端部分を〝Z字型〟に結ぶ形で建設。12号線ホームは1、10号線の下層階に設置され、
1号線から10号線への乗り換えには12号線のホームを通過する。現在、1・10号線の乗り換えは一旦改札を通り地上へ出る必要があり、10分以上を要するが、今後は約6分に短縮される見込みだ。
市ではそのほか、13、17号線の開通も間近。2020年にはさらに9路線の増設も計画される。
そのほか気温上昇により、市内の各バス停留所に設置されるステンレス製ベンチが40~50度に達し、利用者から熱くて座れないとの声が届いている。
市運輸管理部門ではこれを受け、今月初旬よりベンチに防熱・防寒性のカバーを被せることを決めた。
(写真は新浪ネットより)
~上海ジャピオン7月31日発行号