四川省涼山イ族自治州で、8月1日(土)夜、突如降り出した雹が当たり、多数のツバメやスズメが死ぬという出来事があった。
州内の会理県では、同日19時過ぎに天気が急変。トウモロコシや葉タバコなど農作物への被害が出た。一方、名産のザクロの損害は少なかった。
住民によると、同日19時48分頃、晴れ渡っていた空に雲がかかり急に暗転。強風が吹き荒れ、57分まで十数分間に渡り雹が降った。
地面には降り積もった氷が張っていたという。
現地気象局によれば、今回の天候変動は30年に一度。雹は直径17㍉で重さ1㌘、当時の最大瞬間風速は21・7㍍/秒だった。
~上海ジャピオン8月7日発行号