世界都市デーイベント開催 上海の物価高騰でアジア一

「世界都市デー」に当たる10月31日(土)、上海市浦東新区の中華芸術宮で記念イベントが行われた。

同日は、中国政府が国連に制定を推進した初の国際デーで、加盟国すべての承認を得て実施。今回は著名舞踏家・黄豆豆、漫才師・陳靚、ミュージシャンの張志林など各界の著名人がゲストとして参加、2010年に開催された上海世界博覧会のテーマ「都市、より素晴らしい生活」を核としている。

またスイスの富裕層向け金融大手「ジュリアス・ベア」が近日発表した報告によると、15年の上海の不動産価格は昨年比15%増、高級ホテルでの結婚披露宴支出は6%増だった。

なお真珠や宝石、高級車、酒類など贅沢品の価格がアジアの11都市中最も高かった。そのほか、アジアの富裕層の投資可能額が、20年には14兆5000億㌦に及び、中国はそのうち8兆2500億㌦と約5割を占めると予想されている。

一方、市の高級住宅地の駐車料金が1カ月当たり2600元と高騰しているのに対し、市が介入し1300元へと引き下げられた。

 

~上海ジャピオン11月6日発行号

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