上海市中心気象台は12月14日(月)16時10分頃、中濃度の霧の発生を示す「濃霧黄色警報」を、翌15日(火)7時頃に重度の空気汚染を表す「重度汚染黄色警報」を発令した。
15日(火)の「大気汚染指数(AQI)」は、7時時点で324を記録。黄色警報発令時の規則に従い、一部工場に工業生産制限や運輸業の業務停止などの措置が取られた。また小中学校と幼稚園では屋外活動を取り止め、当日生徒が欠席や遅刻をしても出席扱いとした。大気汚染と濃霧は同日午後に若干弱まったものの、17日(木)より再び中度の汚染が出現する。
~上海ジャピオン2015年12月18日発行号