上海市では12月21日(月)、軌道交通12・13号線が開通して初めての朝のラッシュを迎えた。
同日、12・13号線の乗り換えが可能な「漢中路」駅ではラッシュ時の混雑も比較的穏やかだったが、行き交う人の流れは慌ただしいものとなった。一方の13号線ホームでは乗客の姿もまばら。同駅駅長によると、新区間開通により同駅利用者数の増加が顕著。特に新区間16駅中9駅で、多数路線との乗り換えが可能な12号線の利用者が多いという。
新路線開通に先立ち、黄浦区淮海中路の「淮海755」にオープンした日本の生活雑貨ブランド「無印良品」では、開店初日の12日(土)にのべ7000人が来店、同店オープン初日の売上記録を更新した。店内の混雑を緩和するため入場制限を敷き、店舗前の行列は100㍍に達し、80分待ちとなった。売り場面積2800平方㍍を有し、書店やカフェも併設、多くの消費者を引き付けている。現在国内に152店舗を展開し、16年末までに200店舗へ拡大する。
~上海ジャピオン2015年12月25日発行号