上海タワー間もなく営業 大寧霊石公園の来客数5万人

上海市浦東新区の「上海タワー(上海中心大厦)」が最近竣工し、間もなく営業を開始することがわかった。

同タワーの展望エリアは119階。同フロアまで55秒で到達する秒速18㍍のエレベーターが3台設置された。最上部の125、126階は、主に小規模の音楽などに利用される。

また同タワーで3月12日(土)、「宝庫1号世界記録公布式典」が開かれた。国内初の民間企業が運営する貸金庫で、同タワーの地下5階にある「宝庫1号」と、37階の芸術センター「宝庫芸術中心」が、「世界最大規模の地下保管庫」、「世界最高の室内中国庭園」、「世界最大の景泰藍(七宝の一種)で作られたフロア」の3項目で世界記録を樹立した。

また、静安区にある大寧霊石公園で同日「チューリップ展」が開幕。のべ5万5000人を超える市民が訪れた。公園管理者によると、昨年、1日当たりの来園者数は最高で9万6000人で、今年は10万人を突破する勢いという。

 

~上海ジャピオン2016年03月18日発行号

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