12日の午前8時16分、上海軌道交通の累計利用者数が30億人に達した。軌道交通が市民の生活スタイルを急速に変えていることが、改めて明らかになった。
上海の軌道交通は、地下路線も多いことから「地鉄」とも呼ばれている。1号線の運行がスタートしたのは1993年で、以降路線の新設と延長が継続的に進められてきた。
2005年末、4号線が部分運行を開始した時点で、上海市内の軌道交通は全5路線・90駅、運行総距離は123キロに達している。この発展に伴って、累計利用者数も伸びつづけており、2002年に10億人、2004年に20億人を突破している。
市内の軌道交通では現在も、2号線・4号線の延長工事や、新路線の建設が進められている。
(6月12日)