回収した古着、消毒行わず転売  微信登録のアルバイトが発覚

上海市浦東新区の老港鎮にある古着集積所で最近、回収した古着を、洗濯や消毒などの処理を行わないまま、国内外に転売していることが問題となっている。

この集積所の運営者によると、古着は廃品回収業者や各アパート内の古着回収ボックスに入れられたものを買い取っており、1着7~10元で転売。これらの古着は仲介業者を通じ、全国各地で販売されていると言い、状態のよいものは処理を施したのち、新品として海外へ輸出されることさえあると話す。

そのほか、市の軌道交通駅構内などで最近、乗客にQRコードを提示し「WeChat(微信)」のアカウント登録を勧め、登録後に健康商品などの広告を送り付ける行為が頻発している問題で、乗客に微信アカウントを登録させることで1回当たり2~3元の成功報酬を得るアルバイトの存在が発覚。このアルバイトを経験した人によると、多い時で月に2万元ほど稼いだと言う。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年10月28日号

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