上海市内の商業施設や飲食店で近頃、各種携帯電話の充電ができる設置型充電器が登場し、市民の間で話題となっていることがわかった。
この充電器は、運営会社のアプリや微信公式アカウントから利用を申請し、デポジットを支払うことで利用可能となる。1台に付き6~40台の携帯電話が同時に利用でき、料金は1時間1元ほど。現在、「来電科技」や「街電科技」、「小電科技」などが設置エリアを広げており、投資金額は3社合わせて1億元に上ると言う。
また徐匯区の漕河涇開発区に最近、レンタサイクルアプリ「摩拝単車」の展示エリアが登場。この展示内容によると、一部のレンタサイクルを利用すると少額の料金を贈呈する「紅包車」というサービスを同アプリが始めたことで、一カ所に集中している自転車を分散させたり、指定エリア以外に停められている自転車の利用を促したりする効果があり、管理コストの削減に繋がっていると言う。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2017年5月5日発行号