上海市浦東新区の複合施設「上海国際金融中心」にある米・ニューヨーク発のケーキ店「Lady M」が、9月6日(水)に営業を再開したことがわかった。
同店は3日(日)にオープンしたものの、客が殺到し現場が混乱。同施設の管理会社が客の安全面を心配し、市公安局浦東公安分局に通報、5日(火)午後に同店の営業を一度止めるよう通告された。その後店側は客の行列に対応するため、待機場所を2カ所増やしたほか、順番発券機を設置し客の流れをスムーズにした。またオープン時には客の7割近くが商品の転売を目的とするダフ屋だった恐れがあったことから、ネット上での転売や偽ブランド店を見つけ次第訴える方針だと言う。
6日(水)の営業再開後も依然として300人超の行列ができていが、店側は列を店入口と施設入口、2号線「陸家嘴」駅6番出口の3カ所に分散させて対処した。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2017年9月15日発行号