食の安全を守る「食安鎖」 配送員による容器開封防止

上海市徐匯区市場監督管理局は最近、デリバリーアプリ「美団」と協力し、配送中の商品開封を防ぐシステム「食安鎖」の運用を開始したことがわかった。

このシステムは、デリバリー時に配送員による食品容器の開封を防止するため、梱包袋の口に黄色のタグを取り付けるもの。消費者はこのタグを確認すれば、配達中の開封の有無がわかる仕組みで、タグが壊れていた場合は、受け取りを拒否できる。同局は「美団」と提携する飲食店で運用を開始しており、これまでに5万本の「食安鎖」を無料配布した。

「美団」では昨年、配達スタッフが商品を食べてしまう事件が発生している。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2018年6月29日発行号

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