政府系機関が週休3日制提言 30年から全国で導入を求める

政府系研究機関の中国社会科学院らは7月13日(金)、上海市を含む中国各地で働く人の休暇に関する提言書「休閑緑皮書:2017―2018年中国休閑発展報告」を発表。全国で30年から労働時間を1日9時間、週休を3日とすることを提言した。

提言書では25年までに、中国沿岸都市の国有企業で試験的に週休3日制を採用。30年に全国の各企業でも導入していくべきとしている。同提言書では、〝休暇〟がよりよい生活に不可欠な要素だと定義。ゴールデンウィークや3連休などの法定休日を撤廃し、労働者が休暇期間を設定できるよう求めている。さらに、25年までに春節休暇に元宵節を加え、8日間とすることを提案した。

中国中央テレビ(CCTV)などが発表した「中国経済生活大調査」によると、17年度における中国人の余暇時間は1日当たり2時間27分で、上海市で2時間14分。アメリカやドイツなどの5時間に比べ、半分ほどとなっている。

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(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年7月20日発行号

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