上海市を含む中国各地で、春節に伴う帰省ラッシュ「春運」の鉄道乗車券のインターネット予約販売が、12月23日(日)15時に開始した。
同日に発売された、「春運」初日に当たる2019年1月21日(月)発の乗車券は、一部路線ではわずか30分で完売。上海市に本部を置く大手旅行サイト「携程」によると、市発の四川省重慶市、雲南省行きなどの人気路線が発売開始から1時間以内に完売。旅客を年齢別で見ると、〝80後(1980年代生まれの人)〟、〝90後〟が80%以上を占めていると言う。
中国鉄路上海局集団によると、19年の「春運」は1月21日(月)~3月1日(金)、春節前15日間、春節後25日間の合計40日間となる。春運期間の長江デルタ地帯における鉄道利用者数は、全国利用者数の18・1%に当たる7470万人、1日平均186万8000人となる見込みで、最高記録を更新すると見られている。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年12月28日発行号