上海市浦東新区の浦東国際空港で、現在建設中のサテライトターミナル「衛星庁」が、今年9月から運営を開始することが近頃わかった。
同ターミナルは地下1階、地上6階建て。総建築面積は62万1100平方㍍で、45億元を投じて建設された。運営開始後は、同ターミナルと第1、第2ターミナル間をシャトルが運行する。
ほか同空港第1ターミナルでは、中国東方航空の国内便を利用する乗客に対し、全自動チェックインシステムを導入。乗客は端末器を用いてチェックインと預け入れ荷物のタグを取り付け、専用レーンにて荷物の重さや安全検査を自動で行うことで、約1分で手続きが完了するという。また第2ターミナルでは顔認証システムを用いた安全ゲートを導入するなど、中国国内便において、紙のチケットを廃止するための様々な試みが行われている。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2019年6月7日発行号