6月最後に記録的な大雨 梅雨明けまだ遠く、雨天続く

上海市では6月29日(土)~30日(日)に掛けて、局地的な大雨を記録。30日(日)は多くの区で、雷黄色警報や暴雨オレンジ警報が発令された。

この2日間は、市が17日(月)に梅雨入りして以来、最も猛烈な雨となった。長寧区など17の観測地点では、降水量が100㍉を超える豪雨を、280の観測地点では、50㍉を超える暴雨を記録。また徐匯区の観測所では、30日(日)16時までに123・8㍉の降水量となり、全国的にも一番多い雨量となった。

市公共気象サービスセンターはこの豪雨に対し、市に停滞する梅雨前線が、何度も雨を降らす現象が発生したと説明。今年は梅雨入り以降の降水量が多く、30日(日)時点で毎年の平均量を突破している。

市では7月1日(月)~7日(日)も天気が優れず、梅雨明けはしない見込み。

(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2019年7月5日発行号

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