アリババの馬雲が会長引退 退任後は教育分野に注力へ

浙江省杭州市に本社を構える「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)」のジャック・マー(馬雲)氏が、同社創業20周年を迎えた今年9月10日(火)に、同会長職を退いたことがわかった。

同社によると、会長職は張勇CEOが引き継ぐ。馬氏は、2020年度株主総会まで取締役会の役員としてグループに残り、その後は〝アリババ永久パートナー〟になる。なお同氏の会長職退任は、18年9月10日(月)に公表されていた。

同氏は1964年9月10日生まれで、99年に「阿里巴巴集団」を創業。9月10日は同氏の誕生日であると同時に、中国の「教師の日」で、馬氏が同社創業前に英語及び国際貿易の教師を務めていたこともあり、会長職を退いた後は教育界に戻ると話している。

同社は、電子決済アプリ「支付宝」やネットショップ「淘宝」、「天猫」などを運営している。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2019年9月20日発行号

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