中国GDP、20年に大台突破 前年比2・3%増の百兆元

国家統計局は、2020年の中国GDP速報値を最近公表。前年比2・3%増の101兆5986億元(約1620兆円)と、100兆元の大台を初めて突破したことがわかった。

四半期別の成長率では、第一四半期が同比6・8%減、第二四半期が3・2%増、第三四半期が4・9%増、第四四半期が6・5%増。産業別では、第一次産業が3%増の7兆7752億元、第二次産業が2・6%増の38兆4255億元、第三次産業が2・1%増の55兆3977億元だった。社会消費は同比3・9%減の39兆1981億元だった一方、国民の可処分所得は3万2189元と、名目上は4・7%増、物価上昇を除くと実質2・1%増だった。

20年は新型コロナウイルス感染症が流行したものの、各部門の働きにより、同感染症の抑制と経済復調に寄与したとしている。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2021年1月22日発行号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP