普陀区で5人死亡の交通事故 加害者は直前にも当て逃げ

上海市普陀区の大渡河路と金沙江路の交差点で10月24日(木)9時25分、乗用車が信号無視をしてSUV車と電動バイク3台、歩行者数人に突っ込む事故が発生。5人が死亡、9人が負傷した。

この乗用車を運転していたのは63歳の男。事故当日、大渡河路を南へ走行し、怒江北路を渡る際に信号を無視、タクシーと電動自転車に接触する事故を起こした。ところが男は現場を逃走し、そのまま金沙江路も赤信号を無視して突っ切り、右折しようとしていたSUV車や走行中の電動バイクなどと衝突。5人の死者を出す惨事となった。

この事故で男も重傷を負い、現在病院で救命治療を受けている。警察は、男が飲酒運転や毒物を服用していた、もしくは病気を発症していた可能性を否定している。

ネット上では事故当時の映像が公開され、多くの人が衝撃を受けた。事故現場には続々と市民が訪れ、花を手向けている。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2019年11月1日発行号

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