軌道交通の9号線2期工事と11号線北段1期工事が一部区間を除き完了し、
2009年12月31日(木)から試営業を開始した。
これにより、市では計10路線の軌道交通が整備され、
中でも世紀大道駅は、2・4・6・9号線が乗り入れ、
中国初の4路線が乗り入れる駅となった。
今回開通した9号線は、
宜山路駅から徐家匯、打浦橋、陸家浜路を通り世紀大道を結ぶ区間。
一方11号線は、江蘇路駅から曹楊路、上海西駅などを通り、
市北西の嘉定北駅までの約33㌔。
11号線の最高速度は、国内最速級の時速100㌔で、同区間を約50分でつなぐ。
なお、営業時間は両線とも9時~16時となっているが、
3カ月以内に5時半~23時まで延長する予定。
また市の地鉄運営管理部門は1月1日(金)に、
09年12月31日(木)の軌道交通利用回数が約527万2500回に達し、
過去最高を記録したと発表した。
09年の1日あたりの地下鉄利用者数平均については、約358万回と、
08年の利用者300万8000回に比べ16・7%増となった。
(1月2日)
~上海ジャピオン1月8日号より