滴滴が自動運転車両を導入へ 嘉定区でテスト走行を開始

配車サービスを提供する「滴滴出行」は6月27日(土)、上海市嘉定区の、自動運転車両のテスト走行ライセンスを取得したエリアにて、自動運転タクシーのテスト走行を始めたことを明らかにした。

同社は同日夜、テスト走行の様子をライブ配信。雨の降る暗い道でも、自動運転車に装備された7台のカメラやレーダーが障害物を察知し、人より正確に速度や状況を判断すると伝えた。利用者は、同社アプリ内の「未来出行」にて予約すると無料試乗が可能。なおテスト走行では、万が一に備えスタッフが乗車している。

またネット検索大手企業「百度」の自動運転サービスを提供する「百度Appolo」と四川省成都市高新区政府は24日(水)、自動運転タクシー「Robotaxi」の導入に同意。「百度」の副総裁は「同社の自動運転車を用いることで、全国に先立って成都高新区を自動運転のモデルエリアとしたい」と語った。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2020年7月3日発行号

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