冬は新型コロナ感染リスク増 冷凍食品輸入時の検査厳格化

国家衛生健康委員会は最近、新型コロナウイルス感染症の輸入症例が中国国内に広がるリスクが高まっていると発言。今年の冬は、各地で国内感染が疎らに見られ、場所によってはクラスター(集団感染)が発生するおそれがあるとした。

また輸入冷凍食品から相次いで新型コロナウイルスが検出された件を受け、コールドチェーンで輸入された食品もしくは包装から同ウイルスが確認された場合、その取扱企業に対し1~4週間の輸入申告停止を命じるという。ほか上海市は1116日(月)から、同感染症の感染高リスク地区からコールドチェーンで輸入された食品に対しPCR検査と包装の消毒を命じることを明らかにした。輸入企業は、ネット上で検査及び消毒の申請を行い、通関申告書、貨物の流通経路などを報告する必要がある。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2020年11月20日発行号

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