上海、北京の軌道交通アプリ 12月から相互利用が可能に

上海申通地鉄集団は12月1日(火)から、軌道交通乗車アプリ「Metro大都会」が市内の軌道交通のほか、北京市の軌道交通でも利用ができるようになったことを近頃発表した。

北京軌道交通アプリ「億通行」を使って上海市の軌道交通乗車も可能。「Metro大都会」はすでに、長江デルタ地区のすべての軌道交通と、山東省青島市、甘粛省蘭州市など中国13都市で相互連結し、乗車可能距離はのべ1646㌔に及ぶ。上海市民はアプリの乗車タブ内左上部分で利用都市を選択すると各都市の軌道交通に乗れる。

一方、改訂版「上海市軌道交通乗客ルール」が、同日から正式に実施。各路線に6人の監視スタッフを配備し、車内を巡回。イヤホンを使わずに動画を視聴するなど、電子デバイスから音を流している乗客に注意を呼び掛けている。ルールに従わない場合は最悪、交通警察に引き渡されるという。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2020年12月11日発行号

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