上海市統計局は、2020年経済統計資料を最近公布。市民の年間平均可処分所得は前年比4%増の7万2232元に達したことがわかった。
20年における市の域内総生産(GRP)は、同比で物価上昇分を除く実質1・7%増の3兆8700億5800万元。中でも第三次産業は全体の73・1%を占め、前年比で0・2ポイント上昇した。20年の上海市経済は全体に安定した回復を見せたという。
業種別では、金融業は同比8・4%増の7166億2600万元。不動産は第三四半期の前年比0・3%下落から1・7%上昇へ転じ、3393億4000万元となっている。
~上海ジャピオン2021年1月29日発行号