9月17日(日)、市内で一斉に桂花(モクセイ)が開花し、市民の目と鼻を愉しませている。桂花の観賞地として知られる桂林公園、上海植物園、大観園では、この日だけで、合わせて普段の約3倍となる2万人を超える来客があった。
桂花の開花時期は、例年では9月下旬~10月上旬。ことし、半月ほど開花が早まったのは、連日雨が続いた後、一転して強い陽射しがあったことが、ちょうど桂花の開花条件を満たしたため。17日、市内合わせて10万本余りの桂花が開花したと見られている。
今後2週間から1カ月の間、桂花とそれに類する花が相次いで開花すると予想されており、国慶節の間は市内でこうした花々の香りが楽しめそうだ。(9月18日)
~上海ジャピオン9月22日発行号より