航空会社「中国国際航空」上海支社は1月15日(金)、搭乗券にチケットの正規販売価格を記載する制度を試験的に始めることを発表した。
この制度は、航空券代理販売店などが、チケット価格を不正に上乗せ・割引することを防ぐもの。同社は価格操作が発覚した場合、違約金の請求を行うとしている。
また同日、大手旅行サイト数社が、今年の春節休暇期間の海外旅行費用が、例年より30%近く下がっていることを明らかにした。
日本への渡航費用は昨年より2000~6000元低く、オーストラリアなど元高が進む国では、1000元ほど安くなっている。専門家によると、この値下がりは2月下旬まで続く見込み。
一方で近日、高級ブランド品の値下げや海外製品購入サイトの充実により、国民の海外旅行時の大量消費行動〝爆買い〟が落ち着き始めていることがわかった。
専門家は、昨年3月以降シャネルなど高級ブランドが国内販売価格を大幅に下げ、海外での購買意欲が低下したものと見ている。(1月18日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年1月22日発行号