上海市黄浦区の北外灘エリアに最近、「北外灘ラッフルズ・シティ(来福士)」がオープンした。
軌道交通12号線「提籃橋」駅に連結する同施設は建築面積42万平方㍍で、約200店舗が入店。テナント入居率は92%に達しており、オンライン販売していた人気ブランド「GARMENTS」初の実店舗など、50%以上が中国初出店だという。世界各地の美食街「来福小鎮」や1990年代の上海を彷彿とさせるエリア、アートスペース「C3Museum北外灘芸術館」など、中国の伝統や教育、カフェやアートといった多角的な産業が融合する新たなコンセプトの商業施設となっている。
また静安区「南京西路」駅近くにあり、2018年に景観保護のため閉鎖されていた「張園」が近頃、一般開放された。エリア内では上海の近代史・暮らしに関する様々な資料を展示する。入場は予約制で、1日500人限定。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年7月16日号