女が「鞄に爆弾」と虚言 浦東空港で飛行機2時間遅延

 2月13日(土)午前8時頃、浦東空港から遼寧省の瀋陽空港に向かおうとしていた吉祥航空の機内で、
離陸直前に乗客の女から「私のかばんの中には爆弾が入っている」と虚言があり、
到着が2時間以上遅れる騒ぎがあった。
 女は30歳前後で、当時非常口付近の座席に、ハンドバッグを抱えたまま座っていた。
客室乗務員から手荷物を頭上の荷物入れにしまうよう指示されたが、かたくなに拒否。
別の乗客が「まさかバッグに爆弾が入っているのか」と言ってからかうと、
女は「そうよ、爆弾が入ってるのよ。だから何だっていうの」と意地になって反論した。
 それを受け現場にはパトカー7台が駆けつけ、乗客約100人全員の手荷物再検査を実施。
これにより大幅にダイヤが乱れた。女は警察に拘束され、拘置所で春節を迎えたという。
 吉祥航空関係者は、「飛行機に乗る際は、自分の言動にも十分注意して欲しい」と話している。
(2月21日)

~上海ジャピオン2月26日号より

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