中国国務院は最近、新たな新型コロナウイルスの流行に対応するため「新コロナウイルス抗原検出応用計画」を策定。居住区で要検査となった市民が、薬局やオンラインショップで抗原検査キットを購入し、自宅での検査が可能になることがわかった。

今回抗原テストキットの販売が許可されたのは「南京諾唯贊」「北京金沃夫」などの５社で、関係者によると販売価格は広州地区で１セット31元程度。ＰＣＲ検査よりも手早く簡単に操作が出来るが確度は低くなるため、結果は住宅エリアでのクラスタ発生の早期分類管理などに用いられ、陰性で無症状の場合も、経過観察が必要となるという。（３月12日）

 

～上海ジャピオン2022年3月18日号