上海市がロックダウンに 浦東と浦西で分けて実施

上海市政府は3月27日(日)、新型コロナウイルス感染症に関する新たな対策を発表。28日(月)5時~4月1日(金)に浦東新区、奉賢区、金山区、崇明区全域と松江区・閔行区の一部を、1日(金)3時~5日(火)3時に浦西エリアを封鎖し、PCRスクリーニング検査を行うことを明らかにした。

これを受け3月28日(月)早朝、浦東エリアと浦西エリアを繋ぐ橋や地下道が次々と封鎖。期間中は、封鎖対象となっている区域について、市民は住居エリアからの外出は不可。インフラを担う企業以外は在宅勤務か業務停止に、公共交通機関やタクシーは運休となる。28日(月)から封鎖対象となる閔行区のスーパーでは、前日の27日(日)に顧客が殺到、深夜までレジに並ぶ市民の姿が見られた。

市衛生健康委員会によると、市では27日(日)に新型コロナウイルス感染症新規市中感染者が50人、無症状感染者が3450人確認されている。(3月27日)

 

 

~上海ジャピオン2022年4月1日号

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