上海市宝山区在住のある老人男性が2月13日(月)夜、亡くなった妻を探し20㌔ほどさまよい歩いていたところ、警察に保護されたことがネット上で話題になっている。
警察によると、この男性の妻は2年前に死去。子どもはおらず一人暮らしをしていたが、最近脳血管が詰まり、間欠的な記憶喪失と幻覚症状が見られるという。男性は保護した警察の問いに対し、迷子になった妻を探している、自宅の鍵は妻が持っていると主張したが、警察の説得を受けて帰宅した。これを受け地元の警察では、独居老人の連絡カードを作成するほか、孤独にさせないよう地域で見守る支援を開始するという。(2月14日)
~上海ジャピオン2023年2月24日