30㌧のゴミ屋敷 賃貸までして保管

上海市閔行区でこのほど、高齢女性が2部屋にため込んだ計約30㌧のゴミが、行政当局の手で2日間かけて清掃されたことがわかった。

女性の息子によると、母親は2014年ごろからゴミを持ち帰るようになり、住居は足の踏み場もない状態に。さらにゴミを保管するため、家賃4500元を支払い、別の部屋まで借りていたという。息子は何度も整理を試みたが改善せず、衛生上の問題から同区派出所と関係部門が総勢20人で清掃を実施。2日間で約30㌧のゴミを搬出した。

女性は「ゴミだけが私を裏切らない」と語っており、専門家はメンタル面での支援が必要だと指摘している。(9月7日)

 

 

~上海ジャピオン2025912日号

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