出棺や埋葬を管理する市殯葬管理所は、4月3日(土)~5日(月)の清明節休暇期間中に、
市内各所の墓地で前年比3・9%増となる800万3000人の墓参り客が訪れたと発表した。
4月5日(月)の清明節には約235万人が訪れ、今年最高の墓参りのピークを迎えた。
ただ、昨年同期比では約10%減となった。
最も人出の多かったのは、嘉定区の松鶴墓園で、同日は18万5000人の墓参り客が集まった。
また宝山区の宝羅瞑園に約15万人、市内最大の国営墓地・濱海古園にも約13・3万人が訪れた。
休暇期間中は各地で渋滞が発生したが、軌道交通11号線の開通などに伴い、昨年より混雑が緩和。
5日(月)には墓参りに、約8万4000人が地下鉄を利用した。
中でも、地下鉄で約2万3000人が訪れた松鶴墓園では、近くのF1サーキット場駅に30台のバスを用意し、
地下鉄の最寄り駅から墓園までを結ぶなど、渋滞の緩和に一役買った。
(4月6日)
~上海ジャピオン4月9日号より