上海市に本社を構える大手旅行会社の「携程集団(C―trip)」は6月30日(金)、子育て中の従業員に対する手当を7月1日(土)から開始することを発表した。
手当では、入社3年目以降の従業員を対象に、子どもが5歳になるまで1人につき毎年1万元を支給する。同社で10億円の補助金を投入し、福利厚生を充実させることで、少子化対策を講じる。同社では2015年から、妊婦に交通費の支給、座り心地のよいイスの提供、出産補助など10種類余りの手当を追加し、22年には15年に比べ社内の出生率が147%増加、第2子の出産も329%増えているという。(6月30日)
~上海ジャピオン2023年7月7日