市では、4月3日(土)にアメリカで発売開始となった、アップル社製多機能携帯端末「iPad」の並行輸入品が、
4月7日(水)頃から出回り始めた。
しかし市民の間では高価格ということもあり、様子見ムードが広がっている。
同端末は、音楽や動画、電子書籍に対応する、タッチスクリーン式画面を備えたタブレット型PC。
中国では正式発売されていないこともあり、市内の携帯電話販売店などでは、
アメリカの発売に合わせ、並行輸入を受け付けるところも出ていた。
多くの販売店では予約開始当初、
499㌦(3400元相当)の最も安価なモデルを5800元前後で販売するなど、高価格に設定。
しかし、予想以上の高値ということもあり、様子を見る消費者も多く、値段は急落。
発売後1週間で、4000元近くまで値下げする販売店も出てきている。
なお米アップル社は、中国における、iPadの販売時期や価格を発表していない。
(4月12日)
~上海ジャピオン4月16日号より