国家衛生健康委員会は10月12日(木)、中国の人口統計を発表。2022年に生まれた新生児の数は956万人だったことがわかった。
22年に生まれた子どものうち、第2子が38・9%、第3子が15%で、第1子は46・1%と全体の半分以下だった。中国全体の人口は14億1175万人で、21年末に比べて85万人減少した。
北京大学医学部主任らによると、中国の新生児人口は直近5年以内で40%減少。23年度の新生児人口は700万~800万とさらに少なくなると予想している。中国では16年に第2子の出産制限が撤廃され、16年の新生児数は1883万人と前年に比べ200万人余り増加。この年に生まれた子どもらは23年度に小学校入学となった。一方、20年の新生児数は1202万1000人と19年の1465万に比べ大幅に減少した。(10月12日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2023年10月20日