上海の文芸誌『咬文嚼字』編集部が12月4日(月)、2023年の10大流行語を発表した。
今年の流行語も、政治・生活・ドラマなど様々な方面で流行った言葉がランクイン。生活面では、貴州省で観客6万人を収容した町のサッカー大会「郷村足球超級聯賽」を短縮した言葉「村超」や、コストや時間を極力掛けず、多くの観光地をまわる旅行スタイルを表す「特殊兵式旅遊」、原色を用いたファッションやグルメでドーパミンを刺激する「多巴胺〇〇」などが選出された。ドラマからは、十年以上前のドラマ『愛情公寓』のセリフを転用した「質疑〇〇、理解〇〇、成偽〇〇(〇〇を疑い、〇〇を理解し、○○になる)」というフレーズがネット上で流行し、選ばれた。
政治方面では、中国国家主席が黒竜江省視察時に提案した「新質生産力」や、アメリカとの関係について触れた「双向奔赴(双方向の往来)」などが選ばれた。(12月4日)
~上海ジャピオン2023年12月8日