ロケット「長征5号」発射 月の裏側からサンプル摂取

中国では5月3日(金)、月探査機「嫦娥6号」を搭載した「長征5号」ロケットの打ち上げに成功したことがわかった。

海南省文昌市にある「文昌衛生発射センター」から、ロケット「長征5号」で打ち上げられた、中国が開発した最も複雑な無人月探査機「嫦娥6号」。同機は周回機、着陸機、上昇機、帰還機の4部分で構成されている。月周回軌道に到着してからは上昇機を乗せた着陸機が周回機から分離し、月面へ着陸。スコップやドリルを使って地球から直接見ることができない月の裏側から、約2㌔グラムのサンプルを採取し地球へ持ち帰ることを目的としている。(5月3日)

 

~上海ジャピオン2024年5月10日

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