中国のネットでは最近、端午節のお祝いの言葉として「端午安康」と「端午快楽」どちらを使うのが相応しいかが議論を呼んでいる。
中国では長い間、端午節では「端午快楽」ではなく「端午安康」と言う習慣があった。これには2つ理由がある。①旧暦5月5日頃から夏が始まり、湿気や虫が出てきてウイルスが多く発生する時期を迎えるにあたり、人々の健康を祈るため。②屈原氏の命日に「快楽」はふさわしくないと考えられていたため。しかし、最近では史実に基づき端午節も祝ってよいという考え方の専門家たちが増えており、彼らによると「端午安康」「端午快楽」どちらを使ってもよいという。(6月10日)
~上海ジャピオン2024年6月21日