上海市内の各小中学校と幼稚園では9月2日(月)に新学期が開始。約225万人の小中学生、幼稚園生が登校・登園し、学校・幼稚園に明るい歓声が響いた。
新学期を控えた8月31日(土)、楊浦区の歩行街で「開筆礼」が開催。「開筆礼」は、入学など人生の節目に書道を通して子ども自身が自分と向き合い、入学後の抱負などを書き記す中国の伝統行事の1つ。漢服などの衣装に身を包み希望に満ち溢れた様子の小中学生が、思い思いの字を書き伝統文化を楽しんだ。
また、上海市教育委員会によると、2024年度市に新設される小中高校は、小学校12校、中学校14校、一般高校8校、一貫性学校24校など合計58校に上るという。新開設された徐匯区の復旦大学附属中学・徐匯分校では、現代的で芸術的な雰囲気の校舎と図書館が最大の魅力だという。(8月31日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2024年9月6日号