上海市では各地でキンモクセイの開花が進み、見頃を迎えていることがわかった。
今年のキンモクセイは、夏の猛暑を受けて例年に比べ開花が遅れていた。徐匯区の「上海植物園」内にある「桂花園」では、40種類以上のキンモクセイが280本以上植えられており、よい香りが園内に立ち込めている。入園料は無料だ。ほか、同区の「桂林公園」や嘉定区の「古猗園」、松江区の「醉白池」など市内の60カ所以上の公園でキンモクセイが咲き誇っている。美しい花と濃厚な香りが、上海の短い秋の風物詩として市民を楽しませている。(10月10日)
~上海ジャピオン2024年10月18日号