中国各地では冬季に入り、複数の地域でインフルエンザの流行が拡大している。特に北京市、上海市、四川省成都市では、家庭での簡易検査による陽性検出率が上昇しており、感染リスクが高まっている。
専門家によると、今年のインフルエンザシーズンは例年よりも早く始まり、感染者数も増加傾向にあるという。主要都市では、学校や職場での集団感染リスクがあり、感染予防対策の徹底が求められている。専門家は、インフルエンザは感染から48時間以内の服薬が重要だとし、早めの受診を勧めるとともに、市民には手洗いやマスク着用など予防策を取ることを呼びかけている。(12月25日)
~上海ジャピオン2025年1月3日号