11月23日(木)17時半頃、楊浦大橋上でトラックと乗用車の衝突事故が起き、トラックが積載していた硫酸が約500キログラム路上に流出する騒ぎがあった。負傷者は3名。事故発生時は雨天だったため、流出した硫酸が雨で希釈され、現場は一面の霧に覆われた。
調べでは、トラックは橋を東に走行中対向車線に侵入し、ワゴン車と衝突した。流出した硫酸は消防隊が希釈し、積載されていた全ての薬品も18時40分までに回収された。
同トラックは、硫酸などの危険物を積載する際に義務付けられる、特殊標記の掲示と全走行コースの管理を怠っていた。専門家は、「今回流出した硫酸により、橋の路面の腐食は免れないだろう」と懸念を示している。
(11月24日)
~上海ジャピオン12月1日発行号より