中高生約20人が〝援交〟で摘発 海外の堕落した文化の影響か

上海市閘北区検察院は、最近、14歳未満の中学生2人を含む、18歳未満の
少女20数人を、売春と売春斡旋の罪で起訴した。
主犯格と見られる少女3人は、2009年から売春行為に手を染め、
友人らとチャットソフト「QQ」や携帯電話で連絡を取り合い、客に
友人を紹介していくという方式で、売買春を行っていた。
紹介料は、1人当たり300~400元程度で、紹介してくれた友人に
報酬の15%を支払うケースもあった。
調査によれば、少女らのほとんどは上海籍で、中学校、高校のほか
専門学校に通い、両親の収入も安定しているという。
今回の出来事に対し同院検察官は、家庭や学校での道徳教育が不十分とし、
また一部の少女は海外の堕落した文化の影響を受けており、
お小遣い目的の〝援助交際〟を行っているのであろうと指摘している。
少女らの中には、売春のほか、客の腕時計などの貴重品をたびたび盗んだ
者もおり、未成年ながらも法的責任があるとして、刑法に則り処罰される
見込み。(11月7日)
~上海ジャピオン11月11日号

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