上海万博で「ジャパン・デー」 黄浦江に原寸大の遣唐使船も

 開催中の上海万博では、6月12日(土)、
日本のイベントが集中的に催されるジャパンウィークの初日「ジャパン・デー」を迎え、
鳩山由紀夫前首相らが出席して記念式典が開催された。
 同日は、日本から多数の著名人が来海し、上海万博のステージを飾った。
歌手の谷村新司やW―INDS、四川省の美人谷出身のアランらが登場し、
集まった観客を楽しませた。
 このほか、親善大使を務める渡辺謙らを乗せた「遣唐使船」も黄浦江にお目見えした。
今回の「遣唐使船」プロジェクトは「角川文化振興財団」が発案したもので、
日中の学者の研究に基づいて、古の遣唐使船を忠実に再現した。
全長32㍍、幅9・6㍍。
渡辺謙らは、遣唐使船に乗って会場内外で開催された数々のイベントに出席した。
 この日の万博入場者数は42万4600人。
そのうち、団体客は16万7600人、夜間入場券の利用者は1万5757人だった。
(6月13日)

~上海ジャピオン6月25日号より

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